“筋力”を挙げる方法は実はウェイトトレーニングだけではないのです。初めにでお話している通り、運動で効率よく筋肉を使うにはウェイトトレーニングのほかにプライオメトリックと呼ばれるトレーニングや、それを含んだSAQと呼ばれるトレーニングが必要です。これらを次以降ページで説明していくことにします。次のページは一番下から入れます。
筋肉のつけ方
筋肉をつけるのは意外と根気が必要です。簡単ですが、筋肉をつけるに必要だと思えることを列挙しました。
1.継続して行うこと
2.現状に合わせてて負荷を大きくしていくこと
3.筋肉の回復時間をしっかりとること
4.たんぱく質をしっかり摂ること
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筋トレをすれば筋肉が破壊されます。そして、以前よりもより太い筋肉が再生されます。この繰り返しで筋肉は肥大していきますから、トレーニング・食事・休息のサイクルをしっかり繰り返しましょう。
また、トレーニングではある程度の負荷がなければ、効果が得にくいものです。どの程度の負荷をかけるかは下の内容を参考にしてください。
筋肉を鍛える目的はいろいろでしょうが、筋肉を鍛える方法は大きく分けて3種類あります。
A 筋持久力の向上
B 筋肉の肥大による筋力の向上
C 筋肥大を伴わない筋力の向上
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Cの方法は筋肉につながっている神経を刺激して、より多くの刺激を筋肉に与えることでより大きなパワーを発揮します。AとBの方法は直接筋肉を鍛えることになります。
では、どうやってこれらの目的別のトレーニングをするのでしょう?それはズバリ、“負荷の大きさ”です。負荷の大きさ次第で筋肉の使われ方が違うので、それに合わせてスケジュールを立てる必要があるでしょう。
トレーニングしたい筋肉で、最大筋力に対して何割の力でトレーニングするかがポイントです。
強度 |
トレーニング効果 |
100%〜85%
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運動神経中心の向上 |
85%〜80% |
筋肥大及び神経系による筋力の向上 |
80%〜60% |
筋肥大 |
60%〜50% |
筋持久力の向上 |
これはあくまで目安です。90%の負荷でトレーニングをしたら筋肥大は起こらないかと言えば、一概には言えないでしょう。ただ、上記の内容のトレーニングをするのによりよい条件であるということです。